会社が、社員をどう育て、どう働きやすくしているかを、方針と数字で有価証券報告書に書くこと。
工場や機械は、決算書に「資産」として載ります。ところが社員は、給料という「費用」としてしか出てきません。人的資本の開示は、社員を会社の財産として見て、どれだけ育て、どう報いているかを書かせるものです。
3つの数字は、女性活躍推進法などにもとづいて公表している会社が、有価証券報告書にも書きます。
| 決算期 | 加わったこと |
|---|---|
| 2023年3月期 | 上の4つ |
| 2026年3月期 | 人材戦略、給料の決め方の方針、平均給与の増減率 |
大和総研は、TOPIX100のうち3月期決算の81社を調べています。給料の決め方を人材戦略と結びつけて書けていたのは、約3割でした。
人事の数字を集め、経営の戦略とつないで説明できる人が要ります。人事企画や労務、給与の経験が、そのまま使えます。新卒なら、経営学部の人的資源管理や、労働経済学のゼミが土台になります。