ISSB基準ってなに?

ゼロから分かるISSB

環境や人への取り組みを、投資家向けにどう書くかを決めた世界共通のルール。

サッカーのルールと同じ

サッカーには世界共通のルールがあり、どの国の試合でも同じルールで比べられます。

ISSB基準は、サステナビリティ情報の世界共通ルールです。各国はこれをもとに自分の国のルールをつくります。日本版がSSBJ基準です。

ISSB世界共通のルールをつくる
各国の基準づくりの団体自分の国のルールにする(日本はSSBJ)
会社そのルールで開示する

何が決まっているのか

ISSB(国際サステナビリティ基準審議会)は、2021年11月にIFRS財団の中にできました。IFRS財団は、会計の国際ルールIFRSをつくる団体です。2023年6月に、最初の2つの基準を出しています。

  1. IFRS S1 サステナビリティ全般の書き方
  2. IFRS S2 気候の書き方(S1とセットで使う)

どちらも、ガバナンス・戦略・リスク管理・指標と目標の4つを書きます。2024年1月1日以後に始まる年度から使えます。

いまの状況

IFRS財団によると、ISSB基準を取り入れる方向で動く国・地域は45を超えました(2026年9月)。日本では、売上上位300社のうち、有価証券報告書でSSBJかISSBに触れているのは33社(11%)です。

英語の基準や海外の動きを読み、自社の開示に落とし込む人が要ります。IFRSを導入した経理や、海外投資家に向き合うIRの経験が生きます。新卒なら、会計のゼミで学んだことや、英語の文書を読む力が役に立ちます。

次に読む

開示ってなに?会社が、投資家などに自分の情報を公表することです。法律で出すと決まった書類と、会社が自分で選んで出す書類があります。SSBJ基準ってなに?会社が、環境や人への取り組みを有価証券報告書(上場会社が毎年出す、事業とお金の報告書)に書くときのルール。第三者保証ってなに?会社が開示した排出量などの数字を、外の専門家が確かめること。ゼロから分かる 一覧へ