EUのCSRD・CSDDDってなに?

ゼロから分かるCSRDCSDDD

EUが大きな会社に課す2つのルール。CSRDは取り組みを報告し、CSDDDは取引先の人権や環境の問題を見つけて防ぐ。

たとえると

どちらもEUの「指令」で、DDはデューデリジェンス(調べて防ぐこと)の略。レストランなら、CSRDは「メニューに産地を書く」決まりです。CSDDDは「仕入れ先の農場で子どもが働かされていないか調べて直させる」決まりです。

EUの2つのルール
CSRD報告する
CSDDD調べて防ぐ

どの会社が対象か

CSRDCSDDD
EUの会社従業員1,000人超、かつ売上4.5億ユーロ超従業員5,000人超、かつ売上15億ユーロ超
EU以外EUでの売上4.5億ユーロ超、かつEU子会社か支店の売上2億ユーロ超EUでの売上が15億ユーロ超

2026年2月の見直し(オムニバス)で対象は絞られましたが、日本の会社も欧州子会社や親会社として対象になります。

いつから

いつ何が始まる
2027年度CSRD:EUの会社が報告を始める
2028年度CSRD:EU以外の親会社が報告を始める
2029年7月26日CSDDD:会社が守る義務が始まる

欧州子会社と本社の数字をそろえる人、取引先の人権リスクを調べる人が要ります。海外子会社の管理や、調達で取引先を監査した経験が生きます。新卒なら、法学部で学ぶ国際法や、ヨーロッパの言語と地域の勉強が役に立ちます。

次に読む

開示ってなに?会社が、投資家などに自分の情報を公表することです。法律で出すと決まった書類と、会社が自分で選んで出す書類があります。SSBJ基準ってなに?会社が、環境や人への取り組みを有価証券報告書(上場会社が毎年出す、事業とお金の報告書)に書くときのルール。ISSB基準ってなに?環境や人への取り組みを、投資家向けにどう書くかを決めた世界共通のルール。ゼロから分かる 一覧へ