更新日 2026年11月2日

コラム|制度の予定

制度の節目を1本の線に並べると、2027年1〜4月に20件が重なる

このサイトでは、国内外の43の制度について、施行日や期限を公式の資料で確かめて並べています。2026年11月以降の節目を月ごとに数えると、2027年の初めに集中していました。

コラム20件2027年1〜4月の制度の節目

月ごとの節目の数

2026年11月から先の節目は、月まで分かるもので56件です。月ごとに数えると、次のようになります。

511
312
41
52
53
64
15
26
37
18
39
010
211
212
2026年11月〜2027年12月の、月ごとの制度の節目の数。左の2本が2026年、残りが2027年

2027年の1月から4月の4か月で、20件あります。2027年の1年間は34件なので、その6割がこの4か月に入っています。

1月1日と4月1日に、まとめて始まる

特に重なるのは、年度の境目です。2027年1月1日には、4つの制度で「この日以後に始まる年度から」の適用が始まります。

日付制度何が起きるか
1月1日EUのCSRD見直し見直し後の報告の義務がかかる
1月1日改訂ESRS簡素化した報告基準が義務になる
1月1日英国のUK SRS上場会社に、従うか理由を説明する形で適用される
1月1日SSBJ基準のGHG改正改正後の基準が適用される
4月1日改正金融商品取引法開示と保証の部分が施行される
4月1日第三者保証保証をする事業者の登録制が始まる
4月1日建築物省エネ法の改正住宅の新しい目標制度などが始まる
4月1日育成就労制度技能実習に代わる制度の運用が始まる

1月1日の4件のうち3件は、EUと英国の開示の制度です。4月1日の4件は、どれも日本の法律や制度です。

立場ごとに見ると、関係する節目は限られる

20件のすべてが、1つの会社に関わるわけではありません。担当ごとに分けると、次のようになります。

担当2026年11月〜2027年6月の主な節目
3月決算の上場企業の開示担当3月31日に、3兆円以上の会社でSSBJ基準が義務の最初の年度が終わる。4月1日に改正金融商品取引法の施行。6月に最初の有価証券報告書
EUに輸出する会社12月30日にEUDRの適用(大企業・中堅企業)。2月1日にCBAM証書の販売開始。2月18日に電池パスポートの義務化
人事・調達12月1日に改正公益通報者保護法の施行。3月31日に技能実習計画の申請の最終日。4月1日に育成就労の開始
評価機関に回答する担当11月30日の週にCDPの点数。2月1日からSBTiの第2版で目標を出せる

どの担当でも、2027年6月までの主な節目は2〜3件です。

43の制度の状態

並べた43の制度のうち、すでに施行されたものが19、中身が決まったものが16です。案や意見募集の段階が4、検討中が4でした。

案や検討中の制度は、日付が動くことがあります。ISSBの自然の開示の案は、2027年2月19日に意見募集が締め切られます。GHGプロトコルの改訂は、2027年4〜6月に新しい案の意見募集を行う予定です。

数え方

このサイトの「改正と制度の予定」に載せている43の制度の節目を使いました。2026年11月以降で、月まで分かるものを数えています。年しか分からない節目(2件)は除きました。1つの制度に節目が複数ある場合は、それぞれを1件と数えています。

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