TNFDってなに?

ゼロから分かるTNFD

会社が、自然(水・土・森・生き物)にどれだけ頼り、どんな影響を与えているかを開示するための枠組み。

自然に頼って稼ぐ会社

ビール会社は、きれいな水がないとビールをつくれません。食品会社は、作物を育てる土と、花粉を運ぶ虫に頼っています。

気候の開示(TCFD)の自然版です。気候は「CO2をどれだけ出すか」が中心でしたが、自然は「何に頼っているか」も見ます。

4つの手順

  1. 場所を見つける 自然とかかわる拠点や仕入れ先はどこか
  2. 見きわめる その場所で、自然に何を頼り、何を与えているか
  3. 評価する それが会社にとってリスクかチャンスか
  4. 備える どう対応し、何を開示するか

頭文字をとって「LEAP」と呼ばれます。

いまの状況

2023年9月に提言が出たときは、任意の取り組みでした。2026年10月22日、国際的な開示基準をつくるISSBが、TNFDを広く取り込んだ自然の開示の案を出しました。意見の募集は2027年2月19日までです。

売上上位300社のうち、有価証券報告書でTNFDに触れているのは73社(24%)です。

気候の次は自然です。生態系や水、農業の専門家に、開示の仕事が回ってきます。新卒なら、生物学・農学・環境学で学んだ生き物や水の知識が入り口になります。

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