CO2を減らす目標に向けて、何を、いつまでに、いくらかけてやるかをまとめた会社の計画。
「10キロやせます」だけでは、信じてもらえません。何をやめ、週に何回走り、ジムにいくら払うか。移行計画は、会社の「2050年に排出ゼロ」宣言についてくる、この中身です。
図の3つと、誰が責任を持ち、役員の報酬とどうつなぐかを書きます。
国際的な基準(ISSB基準)は、移行計画を持つ会社に、その中身と前提を書くよう求めています。計画をつくること自体は義務ではありません。
売上上位300社のうち、有価証券報告書で移行計画に触れているのは55社(18%)。トヨタは、移行計画を販売計画や中期経営計画に組み込んでいると書いています。三菱UFJなどの大手銀行は、お金を貸す先の排出まで計画に含めています。
2026年度からは、国の排出量取引制度(GX-ETS)の対象の会社が、移行計画を国に出すことになりました。対象は300〜400社程度の見込みです。
減らす目標を、設備投資や事業計画の数字につなげる人が要ります。経営企画や予算づくりの経験が、そのまま使えます。新卒なら、経営学部で学ぶ経営戦略や会計が土台になります。